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住所について🏠
おはようございます! 日田本店の桑野です。
今日は皆さんからよく質問を受ける「住所」についてです。
これまで不動産を購入したり借りたりしたときに「地番」と「住所表示」の2つがあるのに気付いて頭の中が混乱した事はありませんか?
【例】
- 地番:○○町261番
- 住所:○○町5番10号
なぜこのようになったかといいますと、昔は地番を法務局が管理していて、土地一筆ごとに番号が振られていました。しかし、経済の発展により都市化が進み、地番だけでは建物の場所の特定が難しくなったので、1962年に住居表示に関する法律が施行され、その後、多くの自治体で住居表示が導入されたんですね。

↑↑↑ このように、同じ地番に複数の建物がある場合、建物の位置が正確にわかりません。
そこで現在では、住所(住居表示)を各個人の建物の所在地として使うのが一般的になっています。宅急便や郵便などの配達をはじめ、身分証明書や、仕事・サービスといった契約など幅広く利用されています。
一方で、登記簿謄本や固定資産税台帳などは地番表記になってますので、土地建物の所有者の方は地番も覚えておいた方が良いです。
ただ、日田市については一部の地域で、1つの住所に「大字住所」と「通称住所」(自治会)の二つの表示が使われています。
これについては「これらの地域では、インターネットなどで郵便番号から住所検索を行う際、通称住所(自治会)が表示され、市が交付する住民票の大字住所と異なった表示となり、本人確認が出来ない場合があります。」(日田市役所市民課窓口サービス係)との事のようです。
日田市在住の方やこれから土地を購入する予定の方で気になる方は、この2重住所に係る問題として市のHPにも掲載されてますのでご確認をしてください ↓↓↓
市内では昭和ごろからの商業地域(咸宜エリア、桂林エリア(一部)、日ノ隈エリア(一部)他)であれば住居表示法が実施されているようですが、平成以降から開発されたエリアはこの2重住所が存在しています。詳しくは↓↓↓
https://www1.g-reiki.net/hita/reiki_honbun/r086RG00000010.html
今はこの郵便番号と住所の不一致が問題になってますが、市内はほとんどのエリアで自治会(町名)があり、自治会名でネット検索をすると、それぞれの自治会に郵便番号が付いているものが表示されます。
反対に「大字〇〇」と検索すると「〒877-0000」と表示されて、また混乱します。。。
引越しをすると自治会がわからず、各種申込みなどには大字〇〇と書いてしまいそうですが、昔から住んでいる方たちはほとんど自治会名を使ってますので、分からないときは不動産屋か近所の方に聞いてください。
電気やガス、ネット等の申込書や免許証に大字〇〇を書いてしまうと、後の修正が面倒になることもありますからね。
ご参考までに🙌